MTGとの出会いはコロコロコミックだった
今から約20年前、コロコロコミックである漫画が連載開始した「デュエル・マスターズ」である。
内容はあまり覚えていないが何故か使われていたカードはよく覚えている。

「針刺スリヴァー」
スリヴァーはこわい。スリヴァーはずるい。 スリヴァーに食われても、だぁれも泣いてはくれない。 ――モグの童謡
フレーバーテキストからスリヴァーというのはとにかく獰猛で怖い生物であるということが読み取れる。
当時はストーリーをパッと知る術を知らなかったのでフレーバーテキストから勝手に想像しているのが楽しかった。

「筋肉スリヴァー」
新しいスリヴァーが戦いに加わると、バチッ、バリバリッという音があちこちから聞こえた。固くなっていく肉がひび割れたり折れたりする音だった。
どうやらこいつがくるとスリヴァーは強くなるらしい。
当時は針刺スリヴァーと筋肉スリヴァーの絵が違いすぎてすリヴァーの概念がよくわからなかった。

「飛びかかるジャガー」
1回だけ飛びかかるときは、あいつは腹がすいてるんだ――あんたは即死だ。2回飛びかかるときは、あいつは子供に狩りを教えているんだよ――あんたが死ぬのに時間がかかるさ。
超有名カード!すごく使っていた思い出。
エコーの払い忘れよくしてたなぁ。

「怨恨」
脅威の1マナエンチャント。
本来なら3マナで収録されるはずだったらしい、そのことを知るのも20年後だった。
2ターン目に4/2トランプルが殴りかかってくるのは現代でも驚異的である。
当時のコロコロはカラーページにMTGの紹介を載せていた。
確か下の画像のカードが載っていた記憶がある。

「シヴ山のドラゴン」
なんか当時めっちくちゃ高かった気がする。
記憶の片隅にすごくでかいカードが店で売られていたのが残っている。

「血の渇き」
小学生だった自分はこのイラストに度肝を抜かれた。
当時「遊戯王」のカードが出始めていたくらいだったと思う。
モンスターに魔法カードをつけて殴り合っていた記憶がある。
遊戯王のイラストも漫画のテイストを崩さずかっこいいものばかりだった。
ただ当時小学生だった自分は絵画のようなイラストとミステリアスな雰囲気のMTGというカードに一目惚れしてしまった。
アメリカのカードゲーム?そんなのあるの?カードゲームは遊戯王だけじゃなかったのか?という驚きがあった。
初めてのMTG開封
そして当時の自分は自転車を漕いで隣町まで行きお小遣いを握りしめて買った。
確か当時はスターターボックスが1500円くらいだった思い出がある、小学生にとっては大金だった。
そして6版のスターターセットを買って帰ったのを覚えている。
ワクワクしながら家に帰り開封した。
当時はレアのマークが金色ということにも気が付かずにあれこれ眺めていた、スペルカードはおまけ程度の認識だった。
スリヴァーが入ってない!主人公が使っているカードがない!それが第一印象だった覚えがある。
残念だなぁと思っていたが一つ一つのカードのイラストがとても綺麗で不思議な雰囲気を発していた、魔法のカードが手に入ったのである。
何か強いカードはないものかと買ったカードを眺めているとその中で最もパワーが高いカードがあった。

「隠された恐怖」
なんか怖いモンスターだなぁと思いながらも多分後ろの牛を倒した強いモンスターなんだと解釈し、こいつが俺の切り札だ!と思った。
パワーもタフネスも「飛びかかるジャガー」や「針刺スリヴァー」より強いのだ!
他にいいカードがないかと探していると2枚のカードを見つけた。

「一角獣の饗宴」
これ以上に汚い行ないがあるでしょうか。男爵なら、そんな行ないも知っているに違いないけど。
――オータム・ウィロウ
後ろにいる奴らは悪いやつだ!と思った、何故なら口から血を流しているし、汚い行いって言ってる!
単純な子供だったなぁ。
パワーが4上がるエンチャント。
「隠された恐怖」に貼り付ければ8/4!最強のモンスターだ!と小学生の自分は興奮していた。

「彼方からの雄叫び」
これで一気に相手を倒すことができる!
小学生の自分は大興奮である。
うーんこれはレアじゃないカードだろうなパワーも1だし使わないや。

「踊る円月刀」
当時のレアの魔境さを表している。
これが記憶に残る初めてのレアカードだった。
のちに友達にⅥの文字が金色のやつがレアらしいよと教えてもらいびっくりした。
開けて気づいたことがあった。
同じカードが一枚もない!これは・・・何千枚もカードがあるんじゃないか!?
とんでもないものを手に入れた!小学生の自分は興奮とワクワクを心に感じた。
ルールが理解できない!
そしてワクワクしながら友達の家に行き対戦した。
ルールがわからない。
ルールブックついてたからみてみよう!さらに意味がわからなくなる。
とりあえず対戦してみよう。
基本土地だけの5色デッキで遊んだ。
うーーーーん?わかんねー!
マリカーやろう!
初の対戦はこんな感じだったと思う。
しばらくMTGはやらなかったような気がする。
ある日友達が上級生の子と遊んでいてその子たちにルールを教えてもらったと言っていたので自分も教えてもらった。

「クリスの魔道士」
このカードに焼かれた覚えがある。
そして5色デッキは難しいからやめた方がいいとアドバイスを受ける。
あの頃の憧れカード
ルールをなーんとなく覚えた自分はまた自転車を漕いだ。
当時何を買ったが覚えていないが多分「メルカディアンマスクス」か「ウルザズレガシー」か「ウルザズサーガ」だったと思う。
ブースターは日本語版500円で税込525円だった。
今では考えられない今は1パック350円だから高かった。ではなく!
「ウルザズレガシー」も「ウルザズサーガ」も525円。
店の端っこに普通にアラビアンナイトやアライランス、ザ・ダークが置いてあった。
もちろん定価である、なんなら定価より安かった覚えがあった。
あっちは英語しかないからいらないね
小学生の第一感想である。
タイムワープしたい・・・
ガラスケースの中にもカードがあった。

「マスティコア」
5000円

「リシャーダの港」
5000円

5000円
高いカードがずらりと並んでいた。
こんなの買えないなぁーと小学生ながら思っていたものだ。
後々この3枚は自分で引き当てて全てトレードしたかなんかで自分の手から離れていった。
ここ最近ミドルスクールでだいぶ値段が上がったが「マスティコア」は2年くらい前にストレージに入って売っていた覚えがある。
切ない思いをしたものだ。
その中に65000円の一番高いカードがあった。

「Black Lotus」
白枠か黒枠か覚えていないが確かに65000円で売っていた。
そのお店にはMOX系統が全てあったと記憶している。
いずれも2万円から3万円だった気がする。
その下の段には変わった柄が書いてある土地が売られていた。

「Tundra」
確か当時8000円くらいで売られていたような気がする。
なんか鹿も絵にいるんだなぁくらいの感想だったのを覚えている。
こっから20年後にデュアランを全部一気に買うとは思ってもみなかった・・・
そんなこんなでブースターパックをちまちま買い少しづつデッキを変えていった。
当時シングルカードを買えばよかったのに何故かパックばっかり買っていた。
そして赤緑のデッキを作り始めるが「飛びかかるジャガー」や「怨恨」が手に入らない。
友達の友達もMTGをやっているということで仲良くなっていった。
隣町にもう一軒MTGのお店があるらしい。
自転車を漕いだ。
ショーケースには「飛びかかるジャガー」と「怨恨」があった。
「怨恨」は確か400円くらいですごく高かった覚えがあるが少しづつ買っていき揃えた思い出がある。
ここからデッキの完成までこぎつけたかどうかは覚えていない。
たぶんこのへんが1999年くらいの出来事。
だいぶ長くなったのでその2をまた書きます。

